どうももりぞうです。f1で有名なpirelliから、新作チューブレスタイヤが出るんじゃないかという噂があります。今年の女子世界チャンピオンのAnnemiek van Vleutenのトレーニングバイクに使われていたのがp zero veloのチューブレスモデルだというのです。
独走勝利を果たしたOmloop Het Nieuwsbladではチューブラーモデルが使用されていたことからもまだ開発段階であることがうかがえます。
pirelliといえば、プロの世界でもMichelin-scottがずっと使用していて、今年からtreksegfredも使用することにしたタイヤです。ワールドチーム2チームが使うくらいですから、性能は折り紙付きと言えるでしょう。
発売されると噂れているのは、レースングモデルの、p-zelo veloのチューブレスモデルになります。pirelliでMichelton-scottが使っているタイヤは、p-zero veloのチューブラーモデルです。チューブラーモデルの転がり抵抗は、調べても分からなかったためチューブレスタイヤとある程度近いクリンチャーモデルの転がり抵抗や重量の値から、性能を予想してみようかなーと思っています。
pirelli p zero cl 性能
ここでは、p zero clの25cの転がり抵抗、重量を見てみたいと思います。データは、タイヤの計測で有名なrollingresistanceより。
重量:210g
転がり抵抗の試験では、凹凸のあるドラムの上を42.5kgの負荷をかけた上でホイールを回して測定しています。
空気圧 | 転がり抵抗 |
120 PSI / 8.3バー | 12.5ワット |
100 PSI / 6.9バー | 13.2ワット |
80 PSI / 5.5バー | 14.6ワット |
60 PSI / 4.1バー | 17.2ワット |
重量は文句なしで軽く、転がり抵抗はぶっちゃけよく分かりませんね(笑)正直何ワットって言うのは、比較する対象があって初めて意味のある値になる気がします。なので、転がり抵抗、重量、対パンク性能をコンチのgp5000、gp4000sII、シュワルベのpro one、スペシャのturbo cotton、vittoriaのコルサg+2.0と比較してみたいと思います。
p zero veloと有名メーカタイヤ比較
性能比較に使用したサイトはみんな大好きrolling resistanceです。タイヤの転がり抵抗などを知りたいと思ったら真っ先に見て損はないサイトです。
- 重量比較
- 転がり抵抗比較
- 耐パンク性能比較
データを見ると、重量は1番軽く転がり抵抗は4番目、耐パンク性能は2番目と結構悪くない線を言っているのではないでしょうか。
これらを踏まえて、実際の開発中のp zero velo チューブレスの性能を予想してみようと思います。
p zero velo clの性能とp zero velo チューブレスの性能予想
予想する上での参考として使うのはクリンチャーモデルとチューブレスモデルがあるGP5000です。項目としては重量、転がり抵抗の2つで見ていきます。
GP5000 TL 重量:300g
転がり抵抗(100psi):8.9
GP5000 CL 重量:215g
転がり抵抗(100psi):10.7
重量はTLで約1.4倍重くなり、転がり抵抗は、0.8倍低くなっています。
これは同年度に発表されたタイヤですからタイヤに用いられた技術レベルは同一だと考えられます。
p zero veloのクリンチャーは2016年発表ですので今年発表でも4年たっています。
このことから技術レベルが同一とはあまり考えられません。各パラメータの比率はGP5000での比較より良くなっていると考えて良いはずです。
重量は、1.2倍転がり抵抗は、0.7ぐらいになっているのではないでしょうか。
p zero velo cl 重量:210g
転がり抵抗(100psi):13.2
p zero velo tl 予想 重量:255g
転がり抵抗:9.2
予想ですが、この性能で出たら結構いい選択肢ですよね。
発売が楽しみです。
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