どうももりぞうです。
バイクの組み立てのホイール編の話をする前に僕が買うことにした最高のホイールメーカーHUNTの話をしたいと思います。
HUNTはイギリスの2015年にできたかなり新しいメーカーです。
今回の記事は、HUNTってどんなメーカーなのかと僕が選んだホイールについて話をさせていただこうかと思います。
1万キロ走った際のインプレ記事は下記になります。興味がある方はぜひ!
HUNTってどんなメーカー?
HUNTは2015年にできたイギリスのメーカーです。
基本的にHUNTのホイールは自社リムとノヴァテックハブ、ピラーのスポークで作成されています。HUNTは規模こそ大きくないものの風洞実験とCFD解析を用いてホイールを作成しており、自社のホワイトペーパーを頻繁に出しています。
また、コンチネンタルチームのCANYONDHBにホイールの供給を行っており、レーシングホイールとしても安心できるブランドと言えます。2021年度からはワールドツアーチームの元NTTプロサイクリングチームこと現クベカアソスにもホイールを供給しています。
HUNTのホイールで最も魅力的な点はコストパフォーマンスの高さと科学的に裏打ちされた空力性能です。
HUNTで最も高額なホイールは日本円で18万円ほどになります。
カーボンホイールでベアリングはセラミックスピード製のホイールが18万円です。HUNT 48 LIMITLESS AERO DISC WHEELSETというホイールなのですが、
リム幅が最もあるところで34.5㎜もあるちょっとよくわからないホイールです。リムハイトが34.5㎜ではなくリム幅が34.5㎜なのです。
HUNTはこのホイールがリムハイトが50mm以下のホイールの中で最速のホイールだと主張しており、実際の風洞実験でも結構いいデータが取れています。
悲しいことに史上最強と目されるROVALのホイールとの比較データがありませんが、並み居る有名ホイールをタイヤ径25㎜、28㎜両方で上回っています。
また、去年にはカーボンスポーク採用のリムブレーキホイール、今年にはカーボンスポーク採用のディスクホイールを作成しています。リム、スポーク、ハブ一体成型のホイールではなく、通常のホイールのようにスポークの調整が出来るホイールです。
これらのホイールについては、今度記事にしたいと考えています。
HUNTはレーシングホイールだけでなく、グラベルホイールやシクロクロス用ホイールMTBホイールなど幅広いラインナップのホイールを作っているため、欲しいジャンルのホイールが大体見つかると思います。是非一度見てみてください。また、HUNTではSHIMANO、CAMPAGNOLO、SRAMXDRに対応したハブを用意しているため、注文時に選ぶことが出来ます。
僕が選んだHUNTホイール
僕が選んだホイールの話をする前に、ホイールに求めるものの話をしたいと思います。
多分大体の人が一緒だと思うのですが、求めるものは下の3つです。
・重量
・空力性能
・金額
順番で言うと金額>>重量>空力性能って感じです。
なので、金額は15万以下8万以上で考えていました。
重量は1500g以下、空力性能を意識してリムハイトは40㎜から50㎜の間で探しました。
そうするとHUNTのホイールラインナップだと2種類でした。
・HUNT 50カーボンエアロディスクホイールセット
・HUNT 4050カーボンエアロディスクホイールセット
また50カーボンホイールのリムは別売りされているのでリム重量が分かります。
4050カーボンホイールの40㎜のリムはリム重量が公表されていないため分からないのですが、4050カーボンホイールと50カーボンホイールはスポークとハブが同一のため重量差はリムの重量差と考えることが出来ます。
大まかなプロファイルを比較すると下記になります。
HUNT 50カーボンエアロディスクホイールセット | HUNT 4050カーボンエアロディスクホイールセット | |
リム内幅 | 20㎜ | 19㎜ |
リム外幅 | 27㎜ | 27㎜ |
リムハイト | フロント、リア共に50㎜ | フロント40㎜、リア50㎜ |
重量 | 1487g | 1458g |
リム重量 | 472g | フロント443g、リア472g |
値段 | 106,823円 | 104,684円 |
異なっていると言えるのは、リム内幅でしょうか。リム内幅はタイヤの実測サイズに影響するので地味に無視できない項目ではあります。重量は大体30gほど4050の方が軽いです。
基本的な項目には違いはありませんから、正直違いはありませんでした。
HUNTの50カーボンホイールはヨーロッパの大手インプレサイトのcyclingweeklyでも高評価を受けており、2倍の金額のホイールセットと同等の性能を持っていると評価を受けています。もし興味がある方は下のURLからcyclingweeklyの記事を読むことが出来ます。
https://www.cyclingweekly.com/reviews/wheels/hunt-50-carbon-wide-aero-wheelset
値段も両方10万強とあまり違いがないこともあり、2つの観点から4050カーボンホイールを選びました。
4050カーボンホイールを選んだ理由
2つの観点は下記でした。
・重量
・リムハイト
まず最初の重量なのですが、ディスクモデルは重量がかさみがちなので少しでも軽い4050カーボンホイールを選びました。
次にリムハイトなのですが、リムハイトはハンドリングに大きな影響を及ぼします。特に風が強く吹いている時などは、リムハイトが高ければ高いほど風にあおられやすくなります。
ロードバイク本音のホイール論や色々なサイトで調べてみるとリムハイトが50㎜以上のホイールは50mm未満のホイールより風にあおられやすいようです。僕自身今まで使用したことあるホイールの中でリムハイトが最も高いのがduraaceのc35だったのでフロントホイールが50㎜のものを使うのは横風が強い時にバイクをコントロールできなくなるのではないかという不安がありました。
フロントのリムハイトが40㎜の4050カーボンホイールを選びました。
届いたHUNT 4050カーボンエアロディスクホイールセット
HUNTは、メーカー直送のメーカーなので国内のショップ購入ではなくメーカーのホームページから購入することが出来ます。ショップで注文してから大体2週間ほどで届きました。
重量を計測したところリムテープ込みでフロント641gリア888gでした。
リムテープ込みでフロントリア合計1529gになります。
リムテープは大体ホイール1本当たり20gほどですから前後で40gほどになります。
リムテープ抜きで考えると1489gなので大体メーカ公表値ぐらいと言えます。
皆さんもぜひHUNTで自分のベストホイールを探してみてください。
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